王仁三郎歌集
王仁三郎歌集
出口王仁三郎 [著]
笹 公人 [編]
2013.12 四六判 / 272頁 ISBN: 978-4-88469-796-9
生涯十五万首以上もの歌を詠んだといわれる「巨人」出口王仁三郎。
その膨大な作品の中から珠玉の三二八首を精選。
前田夕暮、尾上柴舟、尾山篤二郎、前川佐美雄らの王仁三郎評も収録。
◎この広き海にもなげきのあるものか磯辺に蟹のなきがら残れる
◎親猫を忘れたるらし吾が膝にこころおきなくねむる仔猫は
◎包丁をぐさりとさせばほんのりと匂ふメロンの朝の楽しさ
◎ころころと背筋つたひて首の辺に爆発したり風呂の湯の屁は