日常世界の現象学
身体の三相構造(トリアーデ)の視点から
日常世界の現象学
身体の三相構造(トリアーデ)の視点から
湯浅慎一 [著]
2000.10 A5判 / 278頁 ISBN: 4884692098
身体運動・ダンス・想像・知覚・食・性・芸術・技術・環境等の現象を、身体現象の肉性、道具性、自然性の相から、実存哲学的に解釈する―サルトルやメルロ=ポンティの手法より、もっと具体的に、多様に、そして面白く。
1 身体現象の三相構造
2 身体現象の三相構造論
3 自然と技術
4 身体と世界
5 環境内存在とその責任
6 芥川龍之助の世界、その現存在分析試論
7 他者のまなざし
8 食と性における共肉性
9 想像力はいかにして認知および行動を誘導するか
10 確実性
11 ハイデッガーと芸術の問題
12 踊りと真理